三亜初の都市文化読本、中国語・英語・ロシア語の3言語で展開へ
三亜初の都市文化読本『三亜を読み解く』を刊行
王祺揚氏が書面で祝意と指示

王氏は、文化の繁栄は都市の繁栄につながり、文化の力が都市の力になると指摘。習近平総書記の「海南では歴史文化、革命文化、海洋文化、民俗文化が互いに融合している。これらの資源をしっかりと保護し、活用し、継承しなければならない」という言葉を引用し、本書の編集・刊行は、その重要な指示を実践する取り組みであると述べました。
さらに、1万年前の落筆洞には海南における人類文明の最初の火がともり、南の海に浮かぶこの島の先史文化が育まれたと振り返りました。2千年以上にわたり、古代の崖州は南北を結び、中国と外の世界の文化が交わる地として発展してきました。王朝が移り変わっても文化の流れは途切れることなく、政治、経済、軍事、民族・宗教、文化・教育などを包み込みながら、豊かで独自性のある崖州文化、海洋文化、民俗文化、リー族・ミャオ族の文化を形成してきました。
この100年の海南では、「23年間、赤旗を守り抜いた」と語り継がれる革命闘争を通じて、世代を超えて継承される革命文化が生まれました。改革開放以降、三亜は改革と海南自由貿易港建設の先頭に立ち、「三区一中心」の建設を担ってきました。現在は、南シナ海の戦略的要地、育種・種苗産業と深海分野の科学技術イノベーション拠点、世界的な観光地へと発展しています。その歩みの中で、「改革開放の道を進み、革新による発展を図り、現代産業を暮らしの基盤とする」という、不屈の努力と自立向上を重んじる都市の精神が育まれたとしています。
王氏はまた、本書が習近平総書記の示した4つの文化を軸に、山と海の足跡をたどり、歴史の記憶を掘り起こし、三亜の文化の流れと関連史料を整理したものだと述べました。土地の逸話や風俗、時代の変遷を集め、歳月の中に散らばっていた文化の断片をつなぎ、古典詩、物語、伝説、文章、図像を収録しています。
そのため、歴史を記録し、過去と現在を結ぶ史料的・文学的価値に加え、人々の心を豊かにし、文化を広く届ける美的・発信上の価値も備えています。地域の文化資源を掘り下げ、文化の力を高める都市づくりを進めるうえでの大きな成果であり、三亜を知り、愛着を深めるための大切な窓となる一冊だと評価しました。
書面では、次の詩句も引用されています。
南の海に浮かぶ島には、四季を通じて春がある。
海の調べとヤシを渡る風が、至るところに新しさを運ぶ。
日々、世界から数多くの旅人を迎え、
この花咲く地を、いつまでも心を尽くして守りたい。
王氏は、市内の幹部と市民に対し、習近平文化思想を深く学び実践し、文化への自信を確かなものにするよう呼びかけました。本書を積極的に活用して読書普及活動を広げ、三亜の文化資源を保護・活用・継承していくことを求めています。
さらに、文化で観光を豊かにし、観光を通じて文化を伝えるとともに、文化の革新と創造の活力を高め、市民の文化的な一体感と帰属意識を育むことを強調しました。市外に向けては三亜の物語と独自の魅力を発信し、文化の力にあふれた都市づくりを進め、暮らし、旅、仕事の場として世界に知られる現代的な海浜都市を目指して取り組むよう期待を示しました。

『三亜を読み解く』は、三亜初の都市文化読本です。三亜市観光・文化・ラジオテレビ・スポーツ局の指導のもと、三亜市文化センターが専門家や研究者を集めて編纂しました。発表会では、編集主幹の蔡葩氏が企画のきっかけと内容構成を紹介し、特別ゲストの孫令輝氏が新刊の魅力を伝えました。

本書は中国語・英語・ロシア語の3言語版を予定しており、英語版とロシア語版は2027年に順次刊行されます。
また、「街のどこでも読める本」を目指し、紙の書籍は三亜市図書館と39の分館、8か所の都市型読書スペース、10か所の観光案内センター、各区の140か所を超える地域総合文化サービスセンターへ順次配備されます。市民も旅行者も閲覧できます。
電子書籍は、「瓊崖好書」「中文在線」「暢想之星」などの主要プラットフォームで順次公開され、観光サービスプラットフォーム「三亜放心遊」でもオンラインで読むことができます。
天涯海角の「天涯書局」、鹿回頭の文化雑貨店「鹿城時光」、国薬中服免税三亜店、ザ・リッツ・カールトン三亜ヤロンベイなどでも借りて読むことができます。今後は取り扱う実店舗をさらに増やし、購入して手元に置きたい読者にも届けていく予定です。